波多野一記杯


波多野一記杯



先日1月23日、故・波多野氏の1周忌のプレ大会が行われ、少しだけ顔を出してきました。

波多野さんは、西部のサッカー協会でご活躍され、女子サッカーや浜名OBの中心を担っていらした方です。
まだ若くしての突然の訃報に、驚きと悲しみは、1年たった今でも、なかなか消えません。

生前、本当にかわいがっていただき、感謝の言葉も伝えることもできずにお別れとなってしまった事、悔やみきれません。
自分が何かできたのではないか、
自分がそこから逃げ出してしまった事を、とても後悔しました。

自分の仕事を評価してくれる、それを言葉に出して伝えてくれる、数少ない仲間のひとりでした。
あれから、自分に出来る事を、探しています。
後悔しない生き方、やり残す事のない生き方、そして、波多野さんのように、たくさんの人たちに慕われるように、
誰かのために、自分の力を使おう。そう考えて、今も活動しています。

波多野さんが、自分に残してくれたものが、
1年たった今、自分の心に届いてきます。

自分を認めてくれる人、
自分を支えてくれる人、
自分をたしなめてくれる人、
自分にアドバイスを与えてくれる人、
自分にチャンスを与えてくれる人、

気づけば、自分はこんなにも大勢の人たちに、囲まれて生きているという事を、実感します。
波多野一記杯に行かなかったら、きっとネガティブな感情を持ち続けたかもしれない、
でも、あのグラウンドに行って、波多野さんを慕う人たちに再会して、
いろんな言葉をもらって、いろんな励ましをもらって、
自分は、とても恵まれているということを、本当に感じました。
きっと、波多野さんが、みんなに会わせてくれたのだと思います。

この年になると、なかなか、
自分に対して意見したり、たしなめたり、話を聞いてくれたり、叱咤してくれる人は、少なくなります。
もう大人だから、黙っていよう、あの人に意見したって聞いてくれない、そう思われて、
きちんと思った事をぶつけてくれる人は、なかなかいません。
嫌われたり、波風がたつのが、イヤだから。

でも、自分の周りには、ハッキリと自分に対して「否」を言ってくれる人が、たくさんいます。
そして、アドバイスを与えてくれます。

これは、自分を成長させる上で、とても大切な事だと思っています。
だから、正直に話してくれる人が、自分の周りにたくさんいる事は、本当に幸せな事です。

波多野さんも、そういう人だったし、そういう人が周りにたくさんいた。
だから、自分もそうなれるよう、自分に正直に、そして誰かを支えられる人間になれるよう、
がんばっていきたいな、と思います。


波多野一記杯




女子フットサルのチームが、県内各地から、集まりました。
これだけ、たくさんの人たちが集まるというのは、波多野さんの人望の厚さだと思います。

そして、いつか、
波多野さんに、胸をはって、「サッカー楽しんでるよ」と言えるよう、
これからも、自分なりのサッカーの楽しみ方、関わり方を見つけて、
心から、楽しみたいと思います。


また会いたいな。

心より、ご冥福をお祈り申し上げます。





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